女性ホルモンとニキビ

ニキビは体質に大きく関係しているため、その症状は活動が活発な人に出やすい傾向があります。そして季節の変わり目である初夏や初秋の時期に出来やすくなるともいわれています。

 

そもそもニキビとは炎症を伴った発疹で、様々な原因により引き起こされます。専門的には尋常性ざ瘡、一般的に特に思春期以降の皮脂腺の多い顔、頭、胸、背中に多く見られるニキビを「ふきでもの」とも言います。

 

多くの場合思春期以降になると自然と治まりますが、近年では思春期以降もニキビができる大人ニキビで悩む人も増えています。皮脂と角質が混じり合うコメドとも言いますが、基本的には毛穴にたまる皮膚の角質や汚れのことで それがニキビです。

 

初期段階のニキビであるコメドを栄養にして、アクネかん菌が繁殖して皮膚に増えると皮脂を分解して不飽和脂肪酸を放出します。これが皮膚に炎症を起こしニキビとなります。

まずは 洗顔こそが一番のニキビ対策

洗顔は過剰な皮脂の分泌を洗い流し、余分な角質を取り除くのでニキビ予防には効果的です。つまり、過剰な皮脂の分泌や角質が厚くなることで、毛穴が詰まるニキビの原因を除去する洗顔は、欠かせないスキンケアなのです。

 

私たちの肌は元々弱酸性に保たれており、弱酸性の洗顔料は肌の元々のPH値を乱さず、雑菌の繁殖しずらいPH値なので良いとされています。

ニキビ対策の洗顔

①ぬるま湯で下洗いの後、石鹸で洗うようにしましょう。

 

洗顔の際の、お湯の温度は34~38度位のぬるま湯で洗いしょう。乾燥肌のニキビの場合は更にぬるめの30~34度で洗うと乾燥しすぎません。

 

 

②下洗いの後洗顔料を手に取りよく泡立てます。

 

泡立たない時は専用の泡立てネットを使いクリーム状になるまで泡立てましょう。洗顔料をよく泡立てると細かな泡の粒子が毛穴まで入り込み、余分な皮脂や汚れをキレイにとってくれます。洗顔で大切なことは、やさしく肌にあまり接触しないように洗いましょう。強く擦ってしまうとお肌が荒れ、角質が毛穴に入り込んでしまいニキビの原因を作ってしまいます。

 

 

③石鹸成分が肌に残らないよう念入りに、すすいで洗い流しましょう。

 

ここで洗顔料が肌に残ったままだと肌荒れを起こし、ニキビの原因になってしまいます。すすぎは洗顔の倍の時間を意識して2~3分がすすぎ時間の目安と思ってください。

 

 

④すすぎが終わったら水気を拭き取ります。

 

ゴシゴシ擦らずにポンポンと軽く叩く感じで拭いていきましょう。

 

 

もし、毎日の洗顔でもニキビや肌荒れをなくし美肌を維持することが難しいときには 女性ホルモンのバランスを整えて内面からのニキビ対策を考えてみましょう。

女性ホルモンがニキビに与える影響

女性ホルモンは大きく分けて2つに区分することができます。それがエストロゲン(卵胞ホルモン) と プロゲステロン(黄体ホルモン)です。エストロゲンは皮脂分泌を抑え、きめ細かい肌を保ちます。プロゲステロンは逆で、皮脂分泌を促す役割を担っています。

 

この2つの女性ホルモンのバランスが崩れることで肌の乾燥や皮脂の分泌過多をひきおこし、結果として大人ニキビがあらわれます。そのため女性ホルモンのバランスを正しく整えることでニキビの症状が改善すると考えられています。

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌を最適にするアンデスのマカ

更年期やホルモンなどの言葉さえない時代から、マカは古代インカ帝国の女性たち秘伝の健康を保つ植物として愛用されており、数多くの女性ホルモンに関係する効果的な有効成分が含まれています。

 

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