更年期男性の口臭

40代から50代に差し掛かった男性は、更年期障害の一つである口臭にも気を付けなければなりません。女性と同じように、加齢によって男性もホルモンのバランスを崩します。そして男性更年期を引き起こし、症状として口臭も気になりだします。

 

発症時期が働き盛りの年代と重なることから、口臭や精神面に不調をきたしていたとしても仕事や家庭でのストレスによるものと考える方も多いようです。もちろん、ストレスも男性更年期の口臭を発症する大きな要因のひとつですが、心身共に健康に過ごすためには、しっかりと知っておく必要があるでしょう。

 

更年期障害による口臭

男性更年期の口臭と自律神経の失調との関係

男性更年期の症状には、身体の火照りや動悸、頭痛、息切れ、筋痛、頻尿、性欲の低下、不眠、倦怠感、無気力、気分の落ち込みなどが挙げられます。多種多様な症状から、更年期は身体面だけでなく精神面にも影響を及ぼすことが分かりますね。口臭の症状についても同じことがいえます。口臭については自律神経の失調が大きく関わってきます。

 

自律神経のバランスが崩れ自律神経失調症に陥ることで、身体や心に不快な症状がおきますが、口臭もその中の一つです。自律神経は、身体のあらゆる面をコントロールする役割を果たしていますから、自律神経に異常が起こると身体の器官や機能にも影響を及ぼし口臭にも関係してしまいます。きちんと歯磨きをしているにも関わらず、口臭がすると感じるならば、口腔内に細菌が発生しているのが口臭の原因です。

 

口腔内の細菌は唾液によって洗浄、殺菌されていますが、唾液の分泌を行なう唾液腺のコントロールを受け持っているのが自律神経です。自律神経が正常に働かないと唾液が充分に分泌されず、口臭の原因となる揮発性ガスを抑制することが難しくなります。

 

緊張したりストレスを感じた際に、口臭を強く感じた経験を持つ方もいらっしゃるでしょう。それは緊張やストレスにより唾液の分泌が減ってしまうからです。男性更年期の口臭の原因は、まさにその状態がずっと続いているということです。唾液の減少は口臭だけでなく、虫歯や歯周病の原因にもなりますから、たかが口臭と軽視せず、専門医の指示を仰ぐことも考えてみると良いでしょう。

 

口臭を改善するには、適度な運動と共に、男性ホルモンであるテストステロンの分泌を高めることがなによりも重要です。

東南アジアの熱帯雨林に自生する薬用植物トンカットアリ

インドネシアでは、精力や更年期そしてEDなどの言葉さえない大昔から、オランアスリ(原住民)によって伝統的に男性のバイタリティーと欲求の増進のために、トンカットアリの根を煎じて飲んでいました。最近の研究でトンカットアリは、ライディッヒ細胞の機能を回復させて、テストステロンの分泌を再び活発にすることが確認されました。

 

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